副作用が作用で作用が副作用
画像元 - 夏のエアコン祭り開催!!はぁ?何言ってんのお前 - LUREA まにあっくす!
副作用が作用で作用が副作用??
は?なに言ってんだこいつ?
って思うかもしれませんが、
こんな記事を見つけたのです。
その中に、こんな一文が
- 3つの名前を持つタダラフィル
日本イーライリリーのタダラフィルは、ED治療薬「シアリス」、肺動脈性肺高血圧症治療薬「アドシルカ」、前立腺肥大症に伴う排尿改善薬「ザルティア」と、実に3つの製品名を持つ珍しい医薬品です。
つまりはこう、
『同じ効能で、成分や作用も同じだけど、目的が違うから、
作用が副作用になることもあるし、副作用が作用になることもある』
ということ
実際に確認…
↑のページには薬の説明がされてます
まぁ、処方箋で貰うようなやつですね
先ほど引用した『タダラフィル』という成分の入った
[シアリス]と[アドシルカ]という薬で見てみようと思います
この薬の作用と効果について
PDE5という酵素を阻害することにより海綿体のcGMPを増加させます。その結果、平滑筋が弛緩し、陰茎組織への血流が増加して勃起が生じます。なお、性的刺激がなければ勃起は生じません。この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、筋痛、鼻閉、四肢痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
アドシルカ
この薬の作用と効果について
肺血管平滑筋のcGMP分解酵素であるPDE5(ホスホジエステラーゼ5)を阻害して、血管を弛緩させることにより肺動脈圧と肺血管抵抗を低下させます。この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、頭痛、潮紅、浮動性めまい、筋痛、4時間以上持続する勃起、急激な視力低下・視力喪失、急激な聴力低下や突発性難聴などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
ほぉ~
おわかりいただけたでしょうか?
アドシルカにとっての副作用になるものが
シアリスにとってはメインの効能なわけです
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まぁ、『主作用⇔副作用』と考えれば
なんら不思議なことはありませんね(笑)
ということは、アドシルカのジェネリックを買えば?
アドシルカのジェネリックがあればいいのでは
という風に考えて、調べてみたのですがダメでした
イーラーリリー社の所有するシアリスの有効成分であるタダラフィルの「物質特許」及び勃起不全治療薬としての「用途特許」の2つが特許期間満了を迎える、もしくは何かしらの理由で特許が無効にならなければあり得ません。
そう、物質特許が満了しないと
アドシルカの特許も手に入らないのです
ちなみに特許満了に期日は特許持ってる
本人も把握してないそうな…なにそれ(笑)
っていうかよく考えれば当たり前ですね(笑)
っていうか俺いらねーじゃん
まだ僕の体にED治療薬の出番はありません(笑)
でも、面白いニュースなので題材にしてみました(笑)