イングロシアス・バスターズ『ハンス・ランダ』
魅力はもちろんこの人
画像元 - 怪優、あるいは美優(?) ( アジア ) - ソウル退屈日記 - Yahoo!ブログ
この人の緊張感には、心底ゾッとしました。
流暢なドイツ語・英語・フランス語・イタリア語にくわえて、圧倒的な目力
表情の変化や声色の加減は魔法のようですが、それだけではない何かがあるのでしょう
監督していたタランティーノ自身も
自分が今までに描いた中で最高のキャラクターかもしれない
とまで語っており、現在でもそれは打ち砕かれていないのだとか。
最も緊張したシーンはやはりここなのでは
画像元 - ランダ大佐に捧げるシュトゥルーデル - Cafe Lumiere
シュトゥルーデルという異様に美味そうなデザートを食べながら談笑するシーン
いつ突然、ショシャナがユダヤ人と見破り射殺してもおかしくはない状況
どういう意図があってか
最後はシュトゥルーデルに煙草の吸殻を押し付けて帰る…
こっちが泣きそうになるわ!!!
キル・ビル『エル・ドライバー』
画像元 - あの日本人女優も…タランティーノ作品に出演する強烈なキャラクター| Ciatr[シアター]
エルの魅力は、口笛一択といっていいでしょう
最期は作中の誰よりも悲惨な死を遂げましたが…
画像元 - ■【映画評】『キル・ビル』。明るいおバカと悪の哲学。: そこに魂はあるのか?
ここまで一貫した悪人もなかなかいません
というか、タランティーノ映画の悪役は最後まで悪なところが好きです
パルプ・フィクションに悪人はいませんからね(笑)
この口笛、焼き付いてしまって今でも無意識で吹いてしまいます
タランティーノ映画
やはりタランティーノ映画の魅力は雑談でしょう
しょうもなさそうに見えて実は伏線が・・・
なんてことありません
しょうもなさそうに見えたら本当にしょうもないんです
伏線なんかなく、すべてその場で処理されます
つまり
クエンティン・タランティーノという記載は
日本でいう橋田寿賀子先生なのであります(笑)